今回のセルフビルドでは、「限りなく安く、必要最小限だけの道具で作る」がコンセプトです(^^ )。
ここでは、使用した材料と工具を紹介していきましょう!
主材料……90センチ角材とツーバイ材がメイン!
杉角材(90ミリ角)
メインの材料として使ったのは、掘っ立て柱や桁となる「90ミリ角の杉材」(いわゆる”三寸柱”)。長さ4mのものがホームセンターで1,000円ほどで購入できます。
ツーバイ材2枚をビス留めして抱き合わせで使ってもいいんですが、安売りしていたため、こちらを使用(^^;)。
ヒノキ角材長さ4000mm×幅90mm×厚み90mm(1本セット) 価格:5,500円 |
ツーバイ(2×4)材
屋根の支える垂木や桟木には、すべて2×4材を使いました。長さは12フィート(約3.6m)が運びやすくて、割安。
材料を統一することで、無駄なく使い回しできるのがメリットです。また、桟木としては太めの2×4材を使うことで、屋根全体の強度がアップします。壁や前面ドアの下地も2×4材です。鼻隠しには2×6材を使います。
価格:990円 |
ポリカ波板
屋根の仕上げ材には、前述のようにポリカーボネートの波板を使ってます。比較的安価で耐久性にも優れているので、ローコストのセルフビルドには最高の材料だと思います。施工性もいいですしね!
長さは10尺(3,030mm)、カラーはブロンズをチョイス。扉にも使用しています。
アイリスシンヨー ポリカ波板 PN 10尺 3030ミリ 代引き不可 価格:2,500円 |
防腐加工材(105ミリ角)
柱を支える基礎杭には、105ミリ角の防腐加工材を使いました。これは以前、建築現場で不要になっていたものをタダで譲ってもらったモノです(^^ )。もちろん、ホームセンターでも買えます。
米栂(ベイツガ)角材(防腐処理済)節あり 未乾燥材 4000×105×105ミリ 価格:4,367円 |
その他の材料……「コ−チボルト」が超便利!
コーチボルト
今回のガレージでは、材料同士の接合に「コーチボルト」を多用しています。これは、先端部がとがっているボルトのことですね。とても丈夫なので、たとえば今回のように基礎束と柱をジョイントする場合にはメチャクチャ重宝します。
太さはいろいろありますが、12ミリ径が強度もあって使いやすいです。長さは使用する部位に応じて150ミリと200ミリを使い分けました。ワッシャーも用意しましょう。
価格: (2018/08/09 15:47時点 ) |
コーススレッド
部材の固定には、コーススレッドを使用します。長さは90ミリ、75ミリ、65ミリがあればOKです。
トラスコ ステンレスコーススレッド スクリューフレキ 90mm (TKSS90F) 20本 コーススレッド ねじ 木ネジ 木材用 価格:687円 |
構造用合板
外壁材として使用します。仕上げは塗装するか、漆喰を塗るか(・・まだやってません!)
傘クギ、波板ビス
波板を桟木に固定するクギ。頭の部分にポリカのキャップが付いていて、雨水の浸入を防いでくれます。風であおられやすい部分は、ビス留めタイプを使うと安心!
ナミイタビス(木下地用) 5.0mm×35mm【1箱/100本入】 価格:1,870円 |
ヒンジ
ドアの開閉に使うヒンジ(蝶番)。今回取り付けた扉は巨大だったので、ヒンジも荷重に耐えられる大型のものを使用しました(それでも心配だったので、ワイヤーを張りましたが……)
道具……丸ノコとインパクトは必需品。
使用した工具
使用した工具は、丸ノコ、インパクトドライバー、電気ドリル、水平器、メジャー、サシガネ、ハンマー、ラチェットレンチなど。ホゾを加工する場合はノミも使用します。
どれもホームセンターで安く買えますし、モノによってはレンタルも可能!
コーチボルトのねじ込みには……
コーチボルトをねじ込む時には、専用のインパクトレンチがあると便利ですが、ドリルで下穴を開けておけば、インパクトドライバーにソケットを装着した物、あるいは手動のラチェットレンチでも十分に使えます。
隠れた必須ツール「ダブルスコップ」
掘っ立て小屋作りの必須ツールといえるのが「ダブルスコップ」。ふたつの細長いスコップを向かい合わせにしたもので、直径の小さな穴を深く掘るのに重宝します!
価格: (2018/08/03 15:00時点 ) |
作業編 Part1 掘っ立て柱を立てるへ続く