そしてまだまだ続く、楽しきハンドメイド生活

いろいろ苦労はありましたが、DIYも本体工事はようやく終了し、
あとはデスクや本棚、照明などを作るだけになった。
外壁の仕上げがまだですが、
楽しみは後々まで残しておくのがよろしいようで……。

濡れ縁

小屋の規模が小さいので、本格的なDIYデッキを作るのは大げさかと思い、こぢんまりと濡れ縁を設けてみました。
ここにも、柿渋をベタ塗りです! でも、柿渋というのは耐候性がそれほどよくないので、定期的なメンテナンスが必要になるようです。私のようなズボラには、あんまり向かない塗料だと認識している今日この頃です。

濡れ縁に柿渋塗り

エアコン

予算ギリギリで作っていた小屋だが、最後にちょっと欲を出して、エアコンを設置することにした。房総の夏は東京ほどの暑さじゃないので、母屋の方にはエアコンを付けていませんが、やっぱりエアコンがあると気分的にはうれしいものですよね。
ところで、エアコンの設置は専門業者に任せるのが普通ですが、工事費用がバカになりません。で、取り付け工事も自分でチャレンジしてみました。

エアコン設置

エアパージ

エアコンの取り付けは、説明書通りに室内機と室外機を配管で繋ぐだけなので意外と簡単。唯一のポイントは、配管内のエアを逃がしてやるための「エアパージ」と呼ばれる作業。これも、室外機側のバルブを調整して、配管から冷たいガスが出てきたら作業完了だ。

エアパージ

照明

室内照明に関しては、市販のものを取り付けても似合わなそうだったので、やっぱりこれもDIYすることにした。
材料は、これも海岸から拾ってきた流木。何本かを組み合わせて荒縄で適当に束ねれば、それで本体は完成。そこにソケットをビス留めして、流木に開けた穴から電気コードを配線すれば、結構いい感じの手作り照明の出来上がりなのだ。材料費は、電球を除いてたったの数百円也!

流木照明

室内棚

ひと通りの建築作業も終了したので、最後に室内に作りつけの巨大棚をしつらえてみた。
この後、ガランとした小屋の中で、家族とともに「とりあえず完成」の祝杯を挙げたのでした……。

室内棚

エピローグ

長かった作業も、終わってみるとちょっぴり寂しいような……。でも、小さくても自分で建物を一軒セルフビルドで完成させると、この上ない満足感に浸れることは間違いありません。みなさんも、胸一杯のヤル気と少々の体力&予算があれば、ぜひ、セルフビルドにチャレンジしてみることをオススメします。
ちなみに、今回のDIY建築総費用は約30万円でした(うち、工具購入費が10万円ほど、ビール代もかなりの出費だったようです=妻の家計簿より)。

完成後の室内写真

 

この一連のページの記事は、旧・房総爆釣通信に掲載していた記事を再編集したものです。
内容によってはデータが古いものもそのまま掲載していることをご了承ください。
最新のDIY記事は、ブログ「房総爆釣日記」をご覧ください。
また、この小屋作りの様子は、弊著「小屋大全 夢の手作り小屋を実現しよう! ~小屋作りの実例と超実践的ノウハウ集~」にも掲載されています。是非ご一読を!