春まきの葉ものは、虫食いはあって当然、くらいに考えなくては家庭菜園ではやっていけません。
とくに、アブラナ科の作物(キャベツ、コマツナ、チンゲンサイなど)は、虫との戦い!?です。
でも、穴あきコマツナができても、ボロボロキャベツができても、そこはご愛敬!?
農薬たっぷりのきれいな葉を食べるよりは、虫もおいしいといって食べてくれる無農薬の自然な葉を食べたほうが体にはいいのだ、と考えて、食べてしまいます。
アスパラガス(キジカクシ科)/栽培簡単度(以下同)★★
種まき |
4月上旬 |
定植 |
9月頃 |
収穫 |
3年目以降の4月~6月 |
種まきから収穫/春にプランターに種まき。竹串くらいの細さのアスパラガスがのびてきて、それにフワフワの葉が開く(よくカーネーションの花束に添えてあるような葉)。秋に地面に定植。堆肥を入れた畑に50cm間隔くらいで植える。冬になると、葉は枯れて、地上には何も残らなくなる。
翌春、新芽が出る。しかしまだエンピツよりも細いアスパラガスなので、今年は株を太らすために収穫は我慢、周囲の草取りをする。茎がのびて葉が開き、冬になると枯れる。
3年目の春。やっとエンピツ程度の太さのアスパラガスがのびてくる。試しに収穫してみることにする。ポキリと折れるところから折って取る。ちょっと数日目を離すと、グンと丈がのびて葉が開いてしまう。取り頃を逃さないようにしないとモッタイナイ!? まだ十分に株が太っていないようなので、来年以降に期待! 10年間くらい収穫できるというけど、気の長い作物だなぁ。
のびたものをそのままにしておいたら、なんとなく次の新しい芽の出が遅い。近所のおばさんにきくと、1本くらい残して刈ってしまったほうが、アスパラが「これは枯れてはいかん」と思うのか、新しい芽が出るそうだ。
害虫や病気/とくになし。
料理/自家製のアスパラガスは、売っているものとは比べモノにならないほど、「濃い」味がするので、サッとゆでてそのまま何もつけずでも十分おいしい!(好みでマヨネーズなどでどうぞ) ほかに炒め物、グラタン、オムレツ、薄切りの豚肉で巻いて焼く、ベーコンを巻いて焼くetc 応用範囲の広い野菜。
キャベツ(アブラナ科)/★★★
種まき |
3月下旬
|
定植 |
4月頃
|
収穫 |
7月
|
種まきから収穫/キャベツは、品種に応じて春まき向け、秋まき向け、いつでもまけるものなど、いろいろあるのでまく時期にあわせた種を購入。夏まきは、暑いさなかに苗づくりをするので、けっこう発芽、生育させるのが難しい。我が家では乾燥させてしまって芽が出なかったり、雑草に埋もれてなくなってしまったり・・・・・・(単にズボラなだけ?)。本来は、夏まきは、ポリポットに種をまき、寒冷紗などをかけて暑さよけをしながら育てる。
なので、春まきか秋まきがやりやすい。春まきは3月の下旬に畑に直播き。30cm間隔くらいで1カ所に3~4粒まいて、本葉が6枚くらいのころに最終的に1カ所1株に間引く。苗を作る場合は、4月頃に定植。虫に注意するくらいでとくに途中の作業はなし。、もったいながってなかなか収穫しないでいたら、ある日、玉の真ん中から花が出てきてしまった。そうでないものも、玉の中心にとぐろを巻いたように花が入っていた・・・。春まきはトウが立ちやすいので、早めの収穫がよいようで・・・。
秋まきは、9月に入って、暑さが落ち着いたころに種まき。定植して小さい苗のまま冬を越す。3月に入って暖かくなってから急成長して結球し始め、同時に虫食いもまた激しくなる。結球しない株は、すぐにトウが立ち、花が咲く。ハクサイなどのトウと違ってとても堅そうなので、食べられない。
害虫や病気/青虫との戦い! モンシロチョウなどの幼虫がこれでもか、というほど付くので、葉の裏をめくって見つけては、つまんで捨てる!の毎日。青虫は成長して大きくなると態度も大きくなり?、堂々と葉の表でもぐもぐと葉を食べている。ここまでくると、フンも大きいわ、食べる量も多いわで大変。なるべく小さいうちに撤去したほうがいいみたい。小さな苗のうちは、ネキリムシに根元を食い切られて枯れてしまうこともあるので、要注意。もし被害にあったら、被害にあった株の根元の土をほじくると茶色のイモムシが出てくるので、これもつまんで捨てる! 結球してからは、ナメクジが内部に入り込んで柔らかい部分の葉を食っていることもあり。また、ムクドリにつつかれて、ほとんどなくなってしまったこともあった。とくに春先は、鳥もほかに食べ物がなくておなかがすいているのか、被害が大きかった。
春まきのキャベツは、なぜか根元から腐れが出やすい。もう少し大きくなるかな~、などと待っていたら、何株かは根元から異臭がして、茶色くグチャグチャして腐ってしまった。
料理/柔らかい春キャベツはサラダがGood。ロールキャベツや鶏肉と蒸し煮にしたり。シューマイを蒸すときに下に敷いたものも、柔らかくて甘くて肉汁の味がほどよく付いて、とってもおいしい!
いつもモッタイナイと思うのが、こわそうな外葉。サラダ菜なんかと違っていかにも堅そうなので捨ててしまっているが、なんか良い利用法ないかしら?
サラダ菜(キク科)/★
種まき |
3下〜4月下旬 |
定植 |
4月頃 |
収穫 |
5~6月 |
種まきから収穫/レタスもいいが、サラダ菜は外側から必要な分だけちぎって使えるので、いつもとりたてが食べられてオススメ。同様の理由で、サンチュもオススメ。これも株ごと取らずに、外側の葉からちぎって収穫し、焼き肉を包んで食べたり、レタスの代わりにしたりして使う。
暖かくなってから、畑に直播きする(場所がない場合などは、プランターなどでつくって、本葉が4~5枚くらいになったら移植でもいいようだ)。小さくて吹き飛びそうな種だが意外と発芽率はいいので、20cm間隔くらいに1カ所に5~6粒まく。2~3日で発芽するので、折りを見て間引き、最終的に1株に。あとは放任。ほんとに何もしませんが、そのうち丸くなってきて1枚の葉が直径10cmくらいになったら食べ頃。しかし、もったいながって、いつまでも少しずつ葉をはがしながら食べていたら、真ん中からトウが立ってしまった。
害虫や病気/アブラナ科の作物と違って害虫は、まったくといっていいほどなし、の楽チン。ごくたまに、苗のうちにネキリムシの被害あり。
料理/サラダなど生で食べるのが基本だが、炒め物、味噌汁の実、おひたしなどでも意外とGood。生の場合、前述のように、焼き肉に包むほかに、マーボーナス風の野菜入りの肉みそや、そぼろなどを包んで食べると、たくさん食べられる!
シソ・バジル(シソ科)/★
種まき |
4下〜5月下旬 |
定植 |
5〜6月 |
収穫 |
7~9月 |
種まきから収穫/暖かくなってからのほうが、育ちがいいようで、4月のはじめに種をまいたら、発芽せず。バジルまた、古い種もダメのようで、2年前の種をまいたら、これも発芽せず。4月の半ばくらいになって、気温が高くなってから発泡スチロールのトロ箱に種まき。ぱらぱらと全体にまき、芽が出たら間引きする。あとは混みあわない程度に間引いていき、5月の終わり頃、地面に定植。シソでわざわざ場所をとるのももったいないので、ハーブの片隅やほかの作物の端のほうなどに、適当に植える。あとは放任。夏すぎに花が咲くので、若いものは「穂ジソ」として、ツマに使用(葉はもちろん適宜使用する)。バジルもシソの仲間。シソ同様の育て方でOK。
枯れるまで放っておけば、次の年からはわざわざ「栽培」しなくても、こぼれ種が発芽して勝手に育ってくれる。
害虫や病気/ほとんど心配なし。コガネムシのような小さな虫が葉に穴をあけたりするが、めくじらをたてるほどではない。シソなんてそんなどっさり使うものではないので、我が家では虫と仲良く分け合っている!?
料理/自分のところで作っていると、ソーメンなどの薬味に惜しげもなくバンバン使えるのがうれしい。魚や肉に梅肉とシソを塗ってフライや唐揚げにしたのなんかも、おいしい~。採れすぎて困ったら、ホワイトリカーに漬けて「シソ酒」に。発芽後すぐに間引いた芽は、「芽ジソ」として、刺身のツマやサラダのトッピングに使用。小さくてもちゃんとシソの香りがするのだ。
ソバ(タデ科)/★
種まき |
4上〜9月下旬 |
定植 |
収穫 |
5~10月 |
種まきから収穫/ソバ、といっても実を大量に収穫し、粉にしてソバを打とう、というわけではない。私も昨年、本で読んで初めて知ったのだが、若い葉や茎を摘んで食べるのだ。
幅50cmくらいの畝に2すじのすじまき。ソバは高地やヤセ地でよくつくられているだけあって、我が家のやせた土でもよく発芽し、すぐによく育つ。間引きして株間を10センチくらいにし(間引き菜ももちろん食べる)、その後は茎や葉を、適宜ポキポキと折りながら収穫(実から粉を取りたいのであれば、開花、結実を待ってから収穫)。春から秋までいつでも種まきでき、1ヶ月もしないうちに育つので、すぐに収穫できるのも、手軽でうれしい!?
害虫や病気/これまた何の被害もなし。作りやすい!
料理/摘んだ茎や葉は、サッとゆがいておひたしに。シャキシャキしていて、独特の風味があっておいしい! やったことないけど、干しエビと一緒にかき揚げ、なんていうのもよさそう。
ツルムラサキ(ツルムラサキ科)/★
種まき |
4下〜6月下旬 |
定植 |
収穫 |
7~10月 |
種まきから収穫/その名のとおり、紫色の茎をしたつる性の作物。紫色をしていない、緑色のタイプもある。十分に暖かくなった5月の初旬頃、20cm間隔くらいで1カ所3~4粒ずつ点まき(最終的に1株に)。成長してくると、アサガオみたいに、つるがくるくると伸びてくるので、竹で支柱を立てると、巻き付いて成長。適宜葉や柔らかい茎をちぎって収穫。そのうちゴツゴツした?ピンク色の花が咲き、写真のようなブルーベリーのような色をした実(なかに種が入っている)が付くが、葉はずっと収穫できる。放っておくと種がこぼれ、翌年たくさん芽を出してくれるので、翌年からは栽培の必要なし!?
害虫や病気/これまた何の被害もなし。
料理/摘んだ葉はさっとゆでておひたしにしたり、味噌汁の実にしたり。ごま油で炒めて、しょうゆで味付けし、削り節をかけたものもおいしい。とれすぎて困ったら、ゆでたものを水気をよ~く絞って冷凍しておくと、葉モノがない時期に重宝!
ニラ(ヒガンバナ科)/★
種まき |
4月頃 |
定植 |
5月頃 |
収穫 |
4~10月 |
種まきから収穫/栽培、というにはおこがましい(?)、ただ植えてあるだけの状態。すでに何年もニラをつくっている人から、株をもらってくる。そして、畑の端のほうを掘り起こして(ずーっと植えっぱなしになるので)場所をつくる。どさっと固まっている株を、1~2本ずつにほぐして植える。最初のうちは葉をとったらなくなってしまうのではないか、と思うほど貧弱だったが、夏になるころには、次第に株が増え、葉も太く長くなる。葉を必要なだけ摘んで収穫。冬になると、地上部は枯れてしまうが、翌春になると、また新芽が出る。数年たつと1株が直径10cmくらいになるようだが、我が家のはまだまだ・・・。それでも、もとは20本程度だったものがどうにか増えてきて、ギョーザやニラレバをつくるには十分な量が収穫できる。今春、また株を入手して植え付ける。
しかし、雑草の勢力がものすごい我が家の畑においては、周囲の雑草をこまめに刈らないと、夏場は完全に埋もれてしまうのが難。夏に白い花が咲くが、葉は秋まで収穫し続ける。花が咲いたあとは種ができるので、自家採取して種まき苗作りもチャレンジの予定。
害虫や病気/これまた何の被害もなし。シソとかニラとか匂いのあるものには、虫はつかないみたい。
料理/ギョーザなどのほか、卵とニラのスープとか野菜炒めとかニラ卵とか。さっと湯がいたものをからし醤油であえたおひたしも意外といける。
ネギ(ヒガンバナ科)/★
種まき |
3上〜4月下旬 |
定植 |
7月 |
収穫 |
10〜翌3月 |
種まきから収穫/売っているネギは、除草剤や農薬をどっさり使うらしい。そんな話を聞いて、ネギも作り始めた。しかし、ネギはけっこう量を使うので、すぐに使い切ってしまう。それに我が家の畑では肥やし不足なのか、ワケギ程度にしか育ってくれない。・・・細いのでよけいにすぐ使いきってしまう・・・。それでも、やっぱり自家製の野菜はおいしく、ネギも香りが強い!
4月上旬、それほど暖かくならなくても大丈夫そうなので、早めにトロ箱に種まき。2すじのスジまきにして、くっついているところは間引きしていく。ネギは雑草に弱いそうなので、ほかの作物よりもなるべくマメに草取りをする。7月くらいになると、どうにかワケギ程度まで育つ。そこで元肥を入れた畑に、1株ずつバラバラにして10?間隔くらいで埋める。土がかぶっていないと、白くならないので、なるべく深くうめて、土よせもしっかりする。その後も育ちに応じて、少しずつ土寄せしていく(しかし青いところも食べてしまうので、実際のところ、それほど神経質には土寄せしていない)。
秋くらいから、ちまちまと収穫する。使うときに使う分引っこ抜けばよく、根は残しておけば、また新しい芽が出てくる(少し細いけど)。春になってネギボウズが出て花が咲いてしまっても、その部分を切れば、脇からまた新しい芽が出てくる。生命力の強い根っこだ。
害虫や病気/成長してくると、青い葉の部分に穴を開け、内部の空洞に入る虫が・・・。これもヨトウムシかネキリムシのようなので、見つけ次第撤去。
料理/そばやそうめんの薬味にすると、辛み、香りがやはりいい! でも逆に、肉豆腐などに入れて煮ると、甘みがあってこれまたべつのおいしさ。
モロヘイヤ(アオイ科)/★
種まき |
5上〜6月中旬 |
定植 |
6月 |
収穫 |
7~10月 |
種まきから収穫/エジプトが原産だそうで、気温が十分に高くなってからまいたほうが発芽&発育がいい様子。ナスやピーマンの苗植えも終わり、キヌサヤやソラマメの収穫も終わり、・・・さて、そろそろモロヘイヤでも蒔くか、くらいのタイミングで十分だった。例年は畑に直播きしていたが、今年はトロ箱に苗作りする。吹けば飛びそうな細かい種を、重ならないようにばらまき。適当に間引きし、10cmくらいになったら畑に移植。50~60cmくらいの畝に20cm間隔くらいで2列に植える。てっぺんの葉をつみ取ると脇から新しい枝が出てくるので、次々収穫する。例年は、花が咲き終わる10月下旬くらいまで収穫する(台風で途中で全滅してしまった年もあった)。ちなみに、種には毒があるそうで、食べないほうがいいらしい。
害虫や病気/とくになし!
料理/定番では、おひたし、みそ汁の具など。ほかにネバネバ同士をあえた納豆あえ(味付けはからし醤油)、さっぱりと梅あえ(梅肉としょうゆ)など。我が家の人気メニューは、スタミナスープ。これは、みじん切りにしたにんにくとタマネギをバターで軽く炒め、ざく切りにしたモロヘイヤも加えて炒め、ねばりが出たら水を注ぎ、コンソメの素を加えて煮る。塩こしょうで味を整え、溶き卵を流し入れてできあがり! 簡単ですぐできるし、食欲がないときでも飲めるし、飲むと元気がでる! ベーコン、にんじん、コーンなども加えれば、それだけでおなかも栄養も十分。我が家の子供も大好物。
また、さっとゆでてラップに包んで冷凍しておくと、葉もののない時期に食べられて便利。秋から冬の我が家の冷凍庫には、1回分ずつラップにつつまれたゆでモロヘイヤがどっさり眠っている・・・・・・。
レタス(キク科)/★
種まき |
4下〜6月下旬 |
定植 |
収穫 |
7~10月 |
種まきから収穫/繊細なかんじのするレタスですが、意外とカンタン。店で売っているレタスといえば、結球したタイプがポピュラーですが、「食べる分を収穫して、すぐ食べたい」家庭菜園では、リーフタイプのものがおすすめ! 最近凝っているのは、いろいろなタイプのリーフレタスがミックスになったタイプの種です。いろいろな色形の葉が入っていて、食べて見て楽しめます。間引きがてらベビーリーフとして楽しみ、育ってからはサニーレタスのように使えます。外側から必要な分だけ収穫することが可能なので、いつでもとれたてが楽しめます。
間引きながら収穫していくので、元肥を入れてならした畑に(プランターでもOK!)パラパラとばらまきし、うすく土をかぶせる。発芽までは水気を切らさないように。あとは間引きしながら少しずつ収穫。欧米などでは「カット&カムアゲイン」といって、苗ごと収穫してしまわずに、若い葉を切って収穫し、伸びたらまた切って、と繰り返す「カット&カムアゲイン」という方法もポピュラーとか。家庭菜園にはぴったりの方法です。レタスだけでなく、スイスチャード、コマツナ、シュンギクなどもこの方法で収穫できます。
害虫や病気/レタスは、あの苦みのせいかほとんど虫がつきません。たまにアブラムシが付いたり、根元をヨトウムシやネキリムシなどが食いちぎって枯らしてしまうことがありますが、コマツナなどのように虫食いでビリビリになることはほとんどありません。
料理/定番は、間引き菜(ミズナなども混ぜると美味)をそのまま味わうサラダ。カリカリベーコンやじゃこ、かにかま、クルトンなどをトッピングすると歯触りが楽しい。ドレッシングも和風、フレンチ、シーザースなどなんでも!
成長して食べきれないほど収穫できたときなどは、薄切りの豚肉としゃぶしゃぶにすると、驚くほどいっぱい食べられます。ごまだれか酢じょうゆが我が家では人気。
スイスチャード(アカザ科)/★
種まき |
4上〜8月 |
定植 |
収穫 |
5~10月 |
スイスチャード種まきから収穫/繊黄色、オレンジ、ピンク、赤、白とカラフルな茎の色が野菜とは思えないきれいさで、最近キッチンガーデンや寄せ植えなどでも人気の野菜。トウ立ちが遅く、暑くなってからでも種まきできるので、意外と葉ものの少ない真夏でも収穫ができて重宝します。
スイスチャードのタネは、「種球」といって2,3個の種がひとつに集まったものなので、少なめにまいても大丈夫です。点まきかすじまきで。我が家などでは、ジャガイモや夏野菜の株間にまいてしまうことも多いです。間引きながら草丈が20センチくらいになったら収穫時。スイスチャードも外側から必要なだけかき取って使えるので、長く収穫を楽しめます。
害虫や病気/ホウレンソウの仲間で、意外と病害虫はない。鳥などに食べられるくらい。
料理/定番若い葉はサラダで。カラフルなサラダは家庭菜園ならではの楽しみ。成長したものは、おひたし、炒め物、汁の実など。