扉がつくと小屋全体の姿が見えてきました。あと一息!
細かい部分の仕上げをします。
①「フランス落とし」の受けを作る
扉は完成しましたが、このままだと強風にあおられたときにバタバタします。これを防ぐために「フランス落とし(上げ落とし金物)」を取り付けることにします。
まず、地面に玉切りした丸太(今回は裏山で伐ってきた薪用の余りを使いました)を埋めて、その中心に直径60ミリの穴を座堀ドリルで開け、そこに60ミリ径の防腐加工済みの丸棒を差し込みます。脱着式にしたいので、丸棒はサンダーで削って少し細くしてます。
②金物を差し込む穴をあける
さらに、丸棒の上面にフランス金具の径に合わせてドリルで穴開け。
③フランス落としを取り付け
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④木の枝で0円ストッパー(^ ^)
閉じた扉が勝手にあかないように、適当な木の枝を短くカットしてビス留めし、ストッパーにします。
扉を開ける時は、枝を回して角度を変えます。
⑤扉開放時のバタつき防止
扉を開けて固定するときは、扉の内側につけたフックと隣の扉の取っ手の枝をこんな感じでゴムバンドでつなぎ、風にあおられないようにします。
⑥扉の垂れ下がり防止の補強
扉が重いと経年で徐々に垂れ下がってくるので、牧場のゲートをヒントに垂木からワイヤーを張ることにしました。
まず、ワイヤーの両端に専用の金具でループを作ります。
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⑦ワイヤー張りの便利道具
ワイヤーの張力調整は「ターンバックル」を、ワイヤーの固定にはヒートンを利用すると便利です。
⑧ワイヤー張りのコツ
ワイヤーは斜め45度に張るのが一番効率的なようです。注意したいのは、ワイヤーを支える上側の支点。
ここが、蝶番の稼働部分の鉛直線上(真上ですね。白い点線参照)にないと、扉を開け閉めするときにギクシャクしてしまいます。
⑨壁仕上げと換気窓
ガレージの奥側は全面板張りにしましたが、室内の換気を考慮して、一部に下開きの扉を取り付けました。
枠を作って板を張り、上に蝶番を取り付け、外に開くようになっています。ここもストッパーは枝で作って0円(笑)
⑩換気窓
⑪完成!!
そして両サイドの壁には、ツーバイ材を下地にして9㎜厚の構造用合板を張ることで、建物の強度がアップしてビクともしなくなりました。
壁の仕上げは塗装するのが手っ取り早いですが、製材所でもらえる背板(製材した丸太の端材)を張ればログハウス風に仕上がります。
これでガレージの完成ですが、ここは母屋から離れているのでいずれはオフグリッドで電気を使えるようにしたいですね〜(^^ )
↓こんなかんじかな?