ガレージなので屋根さえ張ってしまえば、最低限の雨よけはできますが、
このガレージには、ユンボやトラクターなどの大型重機も格納するので、前扉はフルオープンできるように「観音開き」の扉を付けました。
①扉の形状について
以前作った掘っ立て小屋では「吊り戸」にしたんですが、いろいろとメリットがある反面、構造上フルオープンできないのが難点でした!
「折り戸」というのも考えましたが、面倒くさそうだったので却下です(^^ )。
ちなみに、最初は扉そのものも付けなくていいかなと思いましたが、昨今の爆弾低気圧による突風で小屋ごと吹き飛ばされるケースもあり得るので、小屋の内部に風を呼び込まないようにやっぱり扉を付けました(^^ )。
②扉の枠を作る
③扉の枠のコーナー部
今回は単純にコーナー部分をビス留めして固定しました。ビスは外断熱用の丈夫なタイプを使用。
④扉の枠を設置する
掘っ立て柱や桁の前面に2×4材をビス留めして建具枠としてから、そこに枠をガーデン用の丈夫なヒンジ(蝶番)で取り付けます。
蝶番に付属しているビスは貧弱なので、太めのビスを使うのが安心です。
取り付け作業はひとりだとちょっと苦労しますが、適当な台などを枠の下に置くなどして工夫してみてくださいね。
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⑤枠を塗装する
建具枠や扉の枠に防腐塗料を塗ります。今回使用したのは、ログハウスなどでも使われる「キシラデコール」。カラーは私好みのマホガニー色です。
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⑥枠に波板を張る
軽量化、かつ作業の簡易化を優先して、扉に張る材料は屋根材と同じポリカ波板にしました。
扉が半透明になるので、外から室内の様子がわかってビジュアル的にも楽しめます。
⑦波板張りのコツ
枠の下側に仮板を支えとしてビス留めしておくと、波板のズレがなくピッタリ張ることができます。
⑧波板にスペーサーをはさむ
波板の上側には専用のスペーサー(波板パッキン)をはさみました。
波板がガタガタしないだけでなく、波板と枠の隙間をふさいで、雨やホコリなどの侵入を防いでくれます。
⑨スペーサーのセット方法
これで雨仕舞いもバッチリ!
⑩扉の完成!
このままだと、強風の際に扉がバタバタするので、
次のPart6で補強をします。